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    • 2020.05.03 Sunday
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    建築物とは(3)

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      JUGEMテーマ:日記・一般

       

      どこのお宅にもある、カーポートの屋根や自転車置き場、これも建築物となります。

       

      「うちは大手住宅設備メーカーの既製品だし、基礎もあるので大丈夫だよね」と安心している方も多いと思います。

      でも、多くのカーポートは建築確認申請の手続きはしていないと思います。

       

      建築確認申請をしていなくても違法建築であるとは限りません。手続き違反であっても合法(法適合と言います)なカーポートもありますが、残念ながら違法(不適合)となってしまうケースが多いです。

       

      カーポートや自転車置き場であっても床面積は発生します。容積率からは緩和される分もありますが建築面積には入りますので、カーポートや自転車置き場があることで建ぺい率オーバーになっていることがあります。

       

      カーポートの屋根が透明なポリカボネード板となっているものがあります。防火地域や準防火地域だったりした場合使用できないことがあります。また、防火地域、準防火地域でなくても建築基準法第22条で指定されている区域(都市圏はほとんどこれに該当します)でも使えないことがあります。

       

      また、意外に気づかない問題としてアルミ製が問題となる場合があります。

      最近ではほとんどのカーポートや自転車置き場はアルミ製ですが、建築基準法では構造材としてアルミ材は認められていません。

      ようやく平成14年に国土交通省の告示が出されこの告示通りとすればアルミ材が構造材として条件付きで使用できるようになりました。

       

      ところがすべてのカーポート、自転車置き場が建築基準法に適合しているわけではないのです。

      メーカーのカタログなどには「国土交通省告示対応」などに記載のあるものとないものがあり、建築確認申請をするときは告示対応品でなければだめですよ、みたいな注意書きがあったりします。

       

      実際、アルミ製の自転車置き場を正規の建築確認申請手続きをして、完成検査を受検し検査済証を取得した物件がありますが、思いのほか手間がかかりました。(民間確認審査機関でしたが、申請されるケースもほとんどないようで告示に適合していることを確認するのが案外大変でした)

       

      ややこしすぎますね。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      建築物とは(2)

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        JUGEMテーマ:日記・一般

         

        前回の投稿では、小規模な倉庫について書きました。

        建築基準法では第2条で「建築物」を定義しています。

         

        建築基準法第2条第1項

        土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)、これに附属する門若しくは塀、観覧のための工作物又は地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設(鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨線橋、プラットホームの上家、貯蔵槽その他これらに類する施設を除く。)をいい、建築設備を含むものとする。

         

        太字で示した部分が基本です。

        屋根及び柱もしくは壁を有するもの・・・・ざっくり考えると屋根があったら建築物(屋根を支えるには柱か壁が必要)となっているようです。

        ここで迷うのは、「土地に定着する」という部分です。

        建築基準法ではプレハブ物置やトレーラーハウスなどすぐに移動できないものは「土地に定着する」と判断されます。

         

        土地に定着すれば建築物→定着しなければ建築物ではない→基礎を作らなければ建築物ではない

        という都市伝説的な解釈が建築業界関係者の中にも多く浸透しているようです。

         

        もっとややこしいのは、建築物は基礎に緊結する必要があるということです。

        プレハブ倉庫を庭先においてあるだけでも建築物→建築物は基礎に緊結させる→置いてあるだけで違法建築物となる。

        ちなみに、コンクリートブロックは基礎になりません。

        うーん、ホームセンターで買って組み立ててもらったのに?違法??

         

        そう、100人乗っても大丈夫でもコンクリートの基礎を作ってアンカーボルトなどで固定しないと(強風や竜巻で倒れたりしますよね)それは法律違反になることもあるのです。

         

        余談ですが、企業の担当者などで「登記をしていないから建物ではない」とか「役所が見に来て固定資産税を払っているから違法建築ではない」などおっしゃる方がたまにいますが、建築基準法とは関係がない(リンクしていない)ので混同しないようにしましょう。

         

         

         

         

         

         

         

         

         


        建築物とは(1)

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          町内会の防災倉庫やホームセンターで購入できるスチール倉庫、これらも小規模なものを除いて「建築物」となり設置する場合は建築基準法による「建築確認申請」という手続きが必要になります。

          「小規模なもの」とは国土交通省により「外部から荷物の出し入れを行うことができ、かつ、内部に人が立ち入らないこと」と定められ、具体的な大きさは自治体により差があるようですが、神奈川県の場合は「奥行1m以下かつ高さが2.3m以下で、床面積が2岼米癲廚筏定されています。

           

          これ以上大きなものは、すべて「建築物」として建築基準法に従う必要があるのです。

           

          実はこの具体的な規定が決められたのは平成27年2月27日、つまりつい最近なのです。

          それ以前は建築物ではなかったのかというとそうではなく、どうやらそれまではこうした小規模なものまで「建築物」だったようなのですね。 町内会の防災倉庫などを公園や空いている土地などに設置できるように法の整備が行われた、ということのようです。ところが実態は、ホームセンターなどで購入でき組み立ててくれるような既製品の倉庫は「建築物」として扱われないものがほとんどで、手続きもされずブロックの上に置いてあるだけ、という現状でした。

           

          建築物として扱わない小規模な倉庫の定義が定められたおかげで、それ以外の大きな倉庫はすべて建築物であることが明確になりました。

           

          その結果、建物の増築計画で、建築確認申請の手続きがされていない倉庫が敷地内に既存建築物として残っていて問題になる、というケースが出てきています。

          既製品の倉庫そのものが違法建築となることは少ないのですが、ほとんどの場合基礎が建築基準法に不適合であるため、その部分を改修する必要があり、場合によっては倉庫を撤去する必要が出る場合もあります。

           

          とくに、公立の学校や工場などでこういうケースに遭遇します。

          学校では、クラブ活動の倉庫や防災備蓄倉庫など、工場では物品倉庫や守衛所など。

           

          いままで、何も言われなかったのに・・・。と言っても通じないのでご注意を。

           

           

           

           

          JUGEMテーマ:日記・一般

           


          株式会社平山建築設計事務所

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            湘南のまちづくり

             

            • 私たちは湘南のまちづくりをお手伝いしています。
            • 私たちは景観に溶け込む建築デザインを心がけています。
            • 私たちはの生活スタイルに合った建物を提案します。
            • 私たちは建物に適した設計を行います。



            中村屋羊羹店

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              JUGEMテーマ:地域/ローカル

               

              観光地「江の島」は神奈川県湘南の中核都市藤沢市にあります。神奈川県の史跡名勝にもなっおり、延期となってしまった、東京オリンピック2020のヨットの会場でもあります。

              江の島名物「海苔羊羹」を製造販売する中村屋羊羹店は、シーキャンドルのあるサムエルコッキング苑少し先、「山二ツ」を過ぎたあたりにあります。

              このたび明治35年創業、大正11年に建てられた店舗の改装を担当しました。

              来年で築100年!です。

              当初天井も改装して貼る予定だったのですが、解体してみて100年前の小屋組を見せることにしました。

              2階を増築しているため小屋のかけ方に苦労した様子がうかがえます。

              また、これほど大きな小屋梁はどうやって運んだのか、もしかして現地で切り出した?先人の職人たちの苦労が伝わってくるようです。

               



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